テーマ別サイトを営業的側面から考えてみる

ホームページが他の広告媒体より圧倒的に優れている点は自分で興味を持って探しているという点です

税理士事務所や弁護士事務所が地域密着の事務所経営を考えた場合の例でご説明させていただくと、対象地域の中でいかに厚く相談を拾っていけるかということが営業上の課題になってきます。

通常であれば顧客は依頼する士業事務所を近くから探していきます。その中でも特に自分が相談しようとしている業務に力を入れている事務所に相談しようとします。つまり、近くて一番の士業事務所に相談するのです。

このような場合は、検索エンジンを利用して相談する事務所を探す方が大多数ですので、このユーザを念頭に置いた場合、コーポレートサイトしかない事務所さんと自分が相談しようとしている業務の専門的なテーマサイトを持っている事務所さんでは『SEO対策というキーワードブランディング』『ホームページを訪れてくれた方に対する広い意味でのLPO(ランディングページ最適化)』で大きな差が出ることになります。

テーマ別サイトの重要性でご説明させていただきましたように、ホームページが他の広告媒体より圧倒的に優れている点は自分で興味を持って税理士や弁護士など士業事務所のホームページに来ているという点です。このような有望な見込み客に対して手厚くアプローチすることが重要です。

このようなユーザに対して他の事務所より強いアピールをするには、テーマサイトということになります。

コーポレートサイトがある場合、テーマサイトが無駄になるとお考えになるかもしれませんが、「地域ワード+テーマサイトの業務ワード」で1ページ目に御事務所のホームページが2件出た場合でも独占効果が出てきますので、全く無駄にはなりません。1ページ目に3件以上出てもいいです。何せ相手は自分で興味を持って相談先を探しているお客さんです。興味があるかないか分からない方にチラシを配っているわけではありません。

このことに実体験で気づいている士業事務所さんは、その他の広告に費用を掛けず、テーマサイトで地域内のその他の業務も取り逃さないよう様々なテーマサイトを立ち上げています。