レンタルサーバの選び方

ホームページを作成した場合、公開する為にデータの置き場所が必要となりますが、レンタルサーバかプロバイダのサービスの一部を使いことになります。

XoopsやMovable Typeはデータベースが必要なのでレンタルサーバを使用することが多くなります。

レンタルサーバには専用サーバと、共有サーバがあり、通常のホームページの使い方では共有サーバを利用します。また、ホームページの公開の他にメールアドレスの管理も行います。

CMSはデザイン性の高くないページは自分で更新・追加できるシステムですので、導入後の費用は大きく分けて以下の3つになります。

  • デザインページを制作会社に依頼する
  • システムやテンプレートに関わるとことを制作会社に依頼する
  • レンタルサーバ代

制作会社によってはサーバ込で受けて月々5千円以上のサーバ代を請求するケースやメールの設定で別途費用を請求するところがありますが、これはランニングコストとして皆さんに毎月掛ってきます。

ホームページにはコーポレートサイトと言われるものと情報提供型の専門サイトといわれるものがあります。検索エンジンに受けがよくて仕事の受注に繋がるのは情報提供型の専門サイトのほうで、コーポレートサイトはブランディングの基本を担い、異なったステークホルダーに価値提供と情報の提供を正確にしていく役割を担っています。
コーポレートサイトから別ドメインの各専門サイトに別れていくのが業務を受注できるホームページ投資の基本となります。

このようなコーポレートサイトと情報提供サイト、別の情報提供サイトと増やしていく過程では上記のサーバ代が複数掛ってきてしまします。

ただし、レンタルサーバ(特に共有サーバ)の場合安ければいいというものではありません。共有サーバは1台のサーバを多人数で使用しますので、その数が多かったり、落ちる頻度が多かったり、容量が数十メガしかないなどサービスの違いは大きく出る業界です。

特にCMSの管理ではユーザがページを閲覧する時に重いという問題の他に、管理者がページを更新する時にサーバに直接書き込みに行きますので、サーバが重いと余計な時間が掛ってしまい、作業効率が非常に悪くなります。

CMSでホームぺージを運用する場合レンタルサーバの選択が非常に重要になります。

CMSでホームぺージを運用する場合レンタルサーバ選択のポイント

  • 1台のサーバに入るユーザ数を一定数に設定しているか
  • 頻繁に落ちるようなことがないこと
  • 出来ればマルチドメイン、で複数のデータベース利用が可能なこと

マルチドメイン(独自ドメインを複数利用できる)でもCMSの場合データベースの数イコールサイト数ですので複数のデータベースを利用できること・メールの設定等は煩雑なので管理画面が使いやすいこと

最近ではレンタルサーバ会社も競争にさらされていますので当社でよくお勧めするサーバの中には月1,050円で40GB、データベース30個で、メールアカウント無制限で安定しているものもあります。

制作会社が月何千円のサーバ代を提示してきたら、一度コストだということを思い起こして下さい。そして唯一のサーバサービスをご提案することは、進歩の激しいレンタルサーバ業界から皆様が利益を受けられないということで当社はしないようにしております。当社は複数の安くて安定しているレンタルサーバ会社のパートナーにもなっておりますが、パートナー制度がないレンタルサーバ会社もご提案しております。お客様が現在利用しているサーバでも環境が許せばCMSソフトをインストールいたします。

但し、IPアドレスが同じサーバで必要以上に多くのホームページを運営した場合、SEO的にデメリットがありますので、1サーバには適度なサイトを置くとことしましょう。